12月22日
けいちゃんと引っ越しの諸々をしていると
一階に住むかほちゃんがやってきて
私たちに、一通ずつ、手紙をくれました。
私は、頭をがぁんと殴られたような気がしました。
ずっとわすれないよ
なんて強い言葉。
わたし、この言葉、最後に言ったのいつだろう。
いや、これまでの人生で言ったことあるだろうか。
中にはお手紙と、
ピアノとハートとサンタさんの折り紙が入っていました。
小学2年生のかほちゃんは
きっとこれからたくさんの、ほんとうにたくさんのものと出逢うでしょう。
そのなかで、もしかしたら、私たちに手紙を書いた事も、忘れるかもしれません。
でも、彼女が放った「ずっとわすれないよ」の言葉を
私たち二人は、一生忘れないのだと思います。
けいちゃんが「思い出に残る、いい引っ越しになった」と隣で言いました。
ほんとうだ、と思いました。