ことばとコーヒ

先月の末、松本で柴幸男さんの演劇ワークショップを受けてきました。

内容もとっても面白く勉強になったのですが、

何より、柴さんの話がとても分かりやすくて、衝撃的でした。

ちゃんと相手に伝わるように話す、というか。

発せられることばひとつひとつが、炊きたてのお米みたいに、立っている ような。

 

ワークショップ終了後、満足感でふわ〜っとしながら

いきたかった「栞日」さんに行ってきました。

大きな窓のついた4階スペースで

ちょうど夕暮れ時の大通りを眺めながら、一服。

 

きっと、ことば について普段から、感じ考え続けている人が

使うことばも、炊きたてお米みたいになるんだなあ。

自分の周りの ことば に真摯なひとたちのことを思い浮かべました。

 

誰かに珈琲を淹れるときに

美味しくはいりますように と、鼻や耳や目やこころをフルに使うように

 

そういう ことば を発して暮らしたい

 

と、

栞日店主・菊池さんが淹れてくれたコーヒを飲みながら思ったのでした。